かしこい、おトク、旅行アプリ『NEWT(ニュート)』は、6月の環境省が定める「環境月間」に先立ち、観光地の経済的な利益だけでなく、文化や雇用を含めた環境への配慮した「オフシーズン海外旅行」に関するSNS調査を実施しました。その結果、混雑や価格の高騰を避けて旅ができる「オフシーズン旅行」への関心が若者を中心に高まっていることが明らかとなりました。
NEWTでは、サステナブルツーリズムの一環として、オフシーズン旅行に関する調査を実施しましたが、今後はその推進にも注力していきたいと考えています。
◆レポートを詳しく見る:https://newt.net/tha/mag-046628292?utm_medium=pr

■ 旅行アプリ『NEWT(ニュート)』リサーチ統括 大木優紀(おおきゆうき)

今回の調査から、若年層を中心に「コストパフォーマンス」と「快適さ」を重視する新たな旅行価値観が広がっている実態が明らかになりました。従来の「繁忙期=旅行の王道」という概念から離れ、混雑がなく価格も抑えられる“オフシーズン旅行”を選ぶ傾向が顕著です。NEWTでは、サステナブルな観光を推進するために、オフシーズン旅行の促進が意義ある取り組みであると考えています。混雑を避けておトクに旅行ができることに加えて、「環境配慮」と「雇用の安定」という観点からも、オフシーズン旅行が一般的になることを目指してまいります。
■ 若年層の旅行への価値観は”快適さとコスパ志向”の両立に
旅行先でイヤだと思うことを尋ねたところ、「混雑がイヤ(43.4%)」「値段が高いのがイヤ(44.8%)」「両方イヤ(5.7%)」を合計すると、実に93.9%が混雑・値段の高さに不満を感じていることがわかりました。特に値段の高さに対しては50.5%が否定的な反応を示しており、“快適さと費用対効果を重視するコスパ志向”が若年層を中心に広がっている実態が浮き彫りとなりました。

■ 約9割がベストシーズンを外した旅行に肯定的。”旅行シーズンの一極集中”が変化
次に、ベストシーズンを外して旅行することへの意識を尋ねたところ、「積極的に行きたい(43.4%)」「予定が合えば行きたい(44.8%)」を合わせ、88.2%がベストシーズンを外した旅行に肯定的な回答を示しました。これは、かつての”旅行シーズンの一極集中”が変わり、人混みや価格を避けたスマートな旅行スタイルが新常識になりつつありそうです。

■ 95%が混雑を避けておトクな”オフシーズン旅行”に好意的。若年層にとって旅行の選択肢の一つに
オフシーズンにおトクに旅行できるとしたら行きたいか尋ねたところ、「行くしかない(47.5%)」「予定が合えば行く(47.5%)」を合わせて95.0%がオフシーズン旅行に好意的な姿勢を示しました。「興味がある(4.3%)」も含めると、99.3%がオフシーズン旅行に興味を示しているという結果でした。混雑を避けつつ費用を抑えられる”オフシーズン旅”という選択肢は、すでに若年層には受け入れられているようです。

■ オフシーズン旅行のメリット
・航空券・ホテル料金ともにピーク時より大幅に抑えられるケースもあり、おトクに予約
・混雑回避でゆったりと観光や滞在を満喫
・環境負荷を軽減できる旅のスタイルで、オーバーツーリズムの抑制にも貢献
・観光客が分散することで季節偏重を緩和し、観光地の雇用安定にも貢献
■ いま注目!混雑を避けておトクに行ける“オフシーズン海外旅行先”
【東南アジア(タイ・フィリピンなど)】
東南アジアは、一般的に5〜10月が“雨季”にあたるオフシーズン。観光のピークから少し外れるこの時期は、航空券や宿泊費が下がり、コスパ良く旅行できる穴場シーズンです。東南アジアの雨季は短時間のスコールが中心で、日中は晴れる時間も多いのが特徴。人気のビーチリゾートでも、混雑を避けてゆったり過ごせます。さらに、東南アジアはグルメ・マッサージ・寺院巡り・マーケット体験など屋内・ローカル文化系の楽しみも充実しており、天候の影響を受けにくい旅先です。
◆東南アジアのおすすめツアーはこちら
タイ:https://newt.net/tha?utm_medium=pr
フィリピン:https://newt.net/phl?utm_medium=pr
【オーストラリア(シドニー・メルボルンなど)】
南半球に位置するため、5〜10月は「冬」にあたる季節。観光客が少なく、街全体も落ち着いた雰囲気。ホテル料金や航空券も割安になる傾向。特に都市部では、冬季イベントやアートフェスも多く、意外な楽しみが広がる。
◆オーストラリアのおすすめツアーはこちら:https://newt.net/aus?utm_medium=pr
【ドバイ(アラブ首長国連邦)】
夏季(6〜9月)は暑さが厳しいが、その分ランド価格(現地の宿泊・観光費用)が割安。室内施設が充実しており、世界最大級のモールや屋内スキー場などドバイらしい非日常体験を快適に楽しめる。航空券とのセットでコスパ良くラグジュアリー体験が可能。
◆ドバイのおすすめツアーはこちら:https://newt.net/are/dxb?utm_medium=pr
■ タイ国政府観光庁 東京事務所 所長 カジョンデート・アピチャートラクン様コメント

タイは、日本人に人気がある観光地です。6-9月は雨季になりますが、日本のようにずっと雨が降るわけではありません。タイではグリーンシーズンと呼び、一年を通じて観光できます。
この時期は、フルーツが美味しい時期でもあります。また、日本、特に東京の夏も異常気象で暑くなっておりますが、タイは時折雨が降るので、日本の夏よりも過ごしやすいかもしれません。ぜひタイのシティやビーチリゾートで楽しんでください。
■ 資料・調査データの転載について
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出典元:旅行アプリ『NEWT(ニュート)調べ』(プレスリリースリンク)
<調査概要>
実施期間 :2025年5月11日〜14日
有効回答数 :3,258
実施アカウント:
・Threads:https://www.threads.com/@newt_guide?hl=ja
・Instagram:https://www.instagram.com/newt_guide/