今後の事業戦略において「AIファースト」を明確に位置づけ、AIファーストカンパニーとなることを宣言いたします。最先端の生成AI技術を前提に、これまでにない革新的な旅行サービスの開発と、飛躍的な組織生産性の向上を加速してまいります。
この取り組みをさらに推進するため、当社は経営体制を強化し、友永 隆之を執行役員 CIO(Chief Information Officer:最高情報責任者)、麻柄 翔太郎を執行役員 CPO(Chief Product Officer:最高製品責任者)に任命いたしました。CIOとCPOが連携し、全社的な生成AI活用やDX推進を牽引することで、持続的な成長と旅行産業全体への価値創出を目指してまいります。
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■AIファーストカンパニー宣言
令和トラベルは、設立から4年半、サービス開始から3年半を迎え、現在までに40万人を超えるお客様にご利用いただくサービスへと成長してまいりました。創業当初より掲げるミッション「あたらしい旅行を、デザインする。」、そしてビジョン「令和時代を代表するデジタルトラベルエージェンシーを創る。」のもと、テクノロジーを積極的に活用した事業運営を続けています。
近年、生成AIをはじめとする技術革新は急速に進展しており、旅行業界においても業務効率化や顧客体験の刷新に大きな可能性をもたらしています。こうした変化を見据え、当社は、今後の事業戦略において「AIファースト」を明確に位置づける「AIファーストカンパニー」となることをここに宣言いたします。
具体的には、新たに AX(AI transformation)室を新設し、全社員・全部署のAIファースト化をサポートしながら、以下の3つの領域において集中的な取り組みを進めてまいります。
① AIリテラシー:すべての社員がAIを活用し、日常業務を10倍速化する文化を醸成
② AIオペレーション:社内の業務プロセスにAIを組み込み、オペレーションを最適化
③ AIプロダクト:AIを実装したプロダクト開発により、カスタマー体験を大きく進化
これらの施策を通じて、現在は業務の一部サポートや単純作業の自動化にとどまるAIの活用を、今後3年で高度な自動化や完全自立型のエージェント運用へと進化させ、「AIファーストカンパニー」として業界をリードしていくことを目指します。
◆CPO麻柄がブログ記事に思いをまとめておりますので、合わせてご覧ください
AIファーストカンパニー化に向けてAX(AIトランスフォーメーション)室を設立します:
https://engineering.reiwatravel.co.jp/blog/ai-transformation-office
■ 経営体制の強化
当社はこの取り組みをさらに加速させるため、執行役員CIO(Chief Information Officer)と執行役員CPO(Chief Product Officer)を新設し、新執行役員として友永隆之をCIOに任命しました。CIOとCPO*が一丸となり、AIファーストカンパニー化を力強く推進してまいります。
*CIO(Chief Information Officer:最高情報責任者)は、企業の情報技術戦略やシステム全般を統括する役職。CPO(Chief Product Officer:最高製品責任者)は、企業の製品やサービスを統括する役職。

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■ 新執行役員 CIO 友永 隆之(Takayuki Tomonaga)
楽天株式会社にて、国内最大級のECプラットフォームRMS(Rakuten Merchant Server)の開発をリードした後、株式会社リクルートに転職。『じゃらん』『SUUMO』『ホットペッパー』をはじめとする主力販促領域のプロダクト開発担当VPとして、新規事業の立ち上げから既存事業のグロースまで幅広く牽引。2025年令和トラベルに参画。
<就任コメント>
私たちは、旅行事業の更なる成長を支える堅牢かつ柔軟なIT基盤を築き、AIやクラウドなどの最新技術を積極的に取り入れ、より迅速かつ柔軟に、お客様の期待を超える価値を創造していきます。技術と経営をつなぐ架け橋として、世界中の人々に新しい旅の体験と持続可能な成長を届けてまいります。