株式会社令和トラベルは、全社員を対象としたAI活用推進施策により、社内AI活用率100%を達成したことをお知らせします。
AI活用を一部専門職だけのスキルではなく、“全社員の基礎スキル”と位置づけ、人事評価・昇進要件にも組み込むことで、組織全体でAI活用を推進しています。
これにより、営業領域ではチーム全体で月間最大69時間の工数削減を実現したほか、カスタマーサポート領域では問い合わせ自動解決率が47%から77%へ向上、リサーチ業務では90%の業務効率化など、具体的な成果が生まれています。

■ AI活用率向上にとりくんだ背景
世界的に生成AI活用が進む一方、日本企業では“活用格差”が広がっています。2025年7月発表の「令和7年版情報通信白書」(*1)によると、生成AIの活用方針を定めている日本企業は49.7%にとどまり、特に中小企業では約半数が「方針未策定」と回答しています。
これに対して、令和トラベルでは、旅行業界における業務効率化と顧客体験向上を目的に、生成AIを積極的に活用。旅行プラン提案やカスタマーサポート、社内業務など実際のオペレーションにAIを組み込み、旅行業界のDXを推進してきました。
今回の取り組みでは、「現場で実際に使われるAI活用」を重視し、AI活用方針の策定から社員支援、業務実装までを一貫して推進しました。その第一歩として、全社員が日常業務で生成AIを活用する体制を整備し、社員AI活用率100%を達成しました。旅行提案、マーケティング、バックオフィスなど幅広い領域でAIを活用することで、業務効率化と旅行体験の向上を両立しています。
*1:令和7年版 情報通信白書 ICT白書「第Ⅰ部 特集 広がりゆく『社会基盤』としてのデジタル」
(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/nd112220.html)
■ 社内AI活用率100%達成による具体的な成果
社内AI活用率100%を達成、社員1人あたり平均23回利用
令和トラベルでは、全社員が日常業務で生成AIを活用する体制を整備し、社内AI活用率100%を達成しました。2026年10月〜2027年3月における平均AI利用回数は、社員1人あたり23回にのぼります。
商談議事録を100%自動化、営業領域で月69時間の工数削減
営業領域では、商談議事録作成を完全自動化し、チーム全体で月間最大69時間の工数削減を実現しました。さらに、企画書作成では最大75%、自治体案件のリサーチでは90%以上の工数削減につながっています。
問い合わせ自動解決率が47%→77%へ向上、顧客対応を効率化
カスタマーサポート領域では、生成AI活用により問い合わせの自動解決率が47%から77%へ向上したことで、対応スピードと顧客利便性の向上を実現しています。
SQL作成時間を最大70%削減、データ分析業務を高速化
データ分析領域では、生成AIを活用することでSQL作成時間を最大70%削減しました。分析業務の効率化と、意思決定スピードの向上につなげています。
■ 令和トラベルのAI活用に向けた社内の取り組み

■ 今後の展望
令和トラベルでは、社内のAI活用を加速するため、「AIパクりたい-1グランプリ」など、現場で生まれた実践的な活用事例を全社で共有・横展開する取り組みを継続的に実施していきます。
また、これらの取り組みや独自のAI活用事例については、社内に留めることなく積極的に発信していくことで、同様の課題を抱える企業にとってのヒントとなることを目指します。
令和トラベルは、AI活用を一部の先進企業だけのものにせず、誰もが“使える形”へと落とし込むことで、旅行業界のみならず、日本企業全体のAI活用の底上げにも貢献してまいります。